龍井(ロンジン):中国で最も有名な緑茶
杭州産の龍井(ロンジン、「龍の井戸」)は、中国で他の緑茶を評価する基準となるお茶です。なめらかで平らな葉、そして紛れもなく優雅な味わいが特徴です。
見た目の特徴
葉は平らでなめらかで、釜炒りの際にまっすぐに押し付けられます(この工程が龍井特有の香ばしい栗のような甘みを生み出し、酸化を止める決め手となります)。淹れたお茶は澄んだ淡い黄緑色です。
風味
- 甘くナッティー(炒った栗のような香ばしさ)
- 正しく淹れればなめらかで、渋みはほとんどない
- すっきりとした余韻が長く続く
淹れ方
75〜80°Cのお湯(決して沸騰させないこと)を使い、150mlあたり約3gの茶葉を1〜2分浸出します。ガラスのカップで淹れると、茶葉が立ち上がる様子が見られ、これも魅力の一つです。
購入のポイント
- プレミアムなものは西湖(シーフー)地区産を探しましょう。ただし、近隣地域産のものでも日常使いに良い龍井になります。
- 鮮度が何より大切です。その年の春摘みを購入しましょう。
- 極端に安い「龍井」には注意してください。多くは他省産の模倣品です。
なぜ重要なのか
龍井は緑茶への入り口となるお茶です。淹れやすく香り高く、まさに中国らしさを象徴しています。その繊細な淹れ方を習得することは、上質なお茶の世界への小さくも満足感のある一歩となるでしょう。
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